「ビル改修は11月末までに終了」と先日の文協評議員会で木多喜八郎会長が明言した。しかし課題山積で「寄付金1億円では足りない」と今頃になって焦っている。
最低40万レ以上を見込む座席取替えに加え、空調は「天井埋め込み式か備え付けかで費用が変わる。電気回路が要改修となれば、さらに増額」と今頃報告した。昨年3月から工事計画をしていたはずでは…。
またしても詰めの甘さを露呈した。であればいっそのこと体育館改修を中止して、大講堂に振り替えたらどうか。「会員からの期待も大きく我々の念願でもある」(木多会長)と言う通り、大講堂は最優先されるべきだろう。
体育館は未着工で、大講堂と同額の予算74万レが計上されている。そちらを辞めれば大講堂を倍額にできる。大型構想満載の現体制だけに、そろそろ「優先順位」を導入する潔さも必要では。(祐)