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東西南北

 4日、サンパウロ市パウリスタ大通りで、今年で通算18回目を迎える毎年恒例のゲイ・パレードが行なわれた。当日は27度と5月にしては暑い中で行なわれたが、警察の発表によると10万人の観客がつめかけた。同パレードの今年のテーマは「反同性愛嫌悪」で、色とりどりの山車に乗った女装者や性転換者たちは華やかな衣装に身を包んで、自分たちの権利を強く主張。ヴァレスカ・ポポズーダの「ベイジーニョ・ノ・オンブロ」(肩にキス)をはじめとしたファンキの楽曲が同パレードを賑やかに盛り上げた。パレード中はパレード参加者に対する暴力事件も起こらず、警察沙汰も3件のみと穏便に終わった。
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 3日夜、サンパウロ州海岸部グアルジャーのモリーニョス地区で、ファビアーネ・マリア・デ・ジェズースさん(33)がある一団によってリンチを受け、病院に運ばれたが5日朝、死亡した。この事件は、ファビアーネさんが「子供たちを誘拐して黒魔術を行なっている」という噂がフェイスブックで流れ、それを信じた人たちによって起きたという。現時点では噂を裏付ける証拠は何も出ておらず、遺族は責任を追及する意向だという。
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 メキシコのコメディ・ドラマ「チャべス(ブラジルではシャーヴェス)」の主役、ロベルト・ボラーニョス(85)に先週末「死亡説」が流れ、実娘が写真つきで否定した。その写真は呼吸チューブを鼻につけた状態だったが、「チャベス」は本国以上にブラジルで愛された70年代のドラマで、登場人物は今日まで、しばしばジョークの定番になるほど愛され続けている。140506-25