5日午後6時頃、リオ北部のモーロ・ドス・マカッコスでUPP(平和維持警察隊)と麻薬密売者の銃撃戦が起こり、学校から帰るところだった8歳のヴィットル・ゴメス・ベントちゃん(8)が流れ弾を頭に受け、重傷を負った。ヴィットルちゃんはアンダライ病院に運ばれて緊急手術を行ない、現在のところ容態は安定しているという。子供を巻き込んだUPPの行動に市民たちは怒り、抗議として通りを封鎖しゴミを燃やした。その結果、ヴィラ・イザベルとジャカレーをつなぐノエル・ローザ・トンネルが不通となった。リオのUPPは4月27日にもアレモン地区で同様の銃撃戦を行ない、72歳の女性が犠牲となった。
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サンパウロ市西部ジャサナン地区のマルコンデス・ブアルキ通りでは、洪水対策用の灌漑施設建設が予告されているにもかかわらず、何も行なわれていないという。近隣住民の話によると、同地区には3月から工事開始、3カ月で終了との看板が建てられているにもかかわらず、工事は一向にはじまらず、工事関係者の姿さえ1度も見かけない状態だという。市のインフラ局によると、「排水溝工事はパシエンシア川の工事の一環だが着工が延期された」とのこと。はじまるのはいつのことか。
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フェリポン監督がきょう、サッカーW杯のブラジル代表メンバー23人を発表する。そんな矢先、コンフェデ杯でも活躍したセンター・フォワード(CF)のジョーに右膝故障との報。ジョーは正CFのフレッジが故障明けで頼りにされている存在だけに監督としては気が気でないところ。当日の発表に影響はあるか。