曹洞宗の仏教賛歌「梅花流詠讃歌」の指導・普及のため、特派師範の佐藤正明(しょうみょう)恵林寺住職(59、宮城)が来伯、毎年恒例の『南米巡回講習会』をブラジル、ペルーの全8市で開催している。
詠讃歌とは、分かりやすく親しみやすい形で教えを解説した〃仏教の賛美歌〃。サンパウロ市では8、9日の午前10時から南米別院佛心寺(Rua Sao Joaquim, 285, Liberdade)で行われる。参加費無料。
7日、ペルーのクスコでの講習会(4日)を終えた佐藤住職が曹洞宗宗務庁国際課の小枝崇徳さんと共に来社し、「参加者の熱心な思いが伝わってくる。こちらもそれに応えなければ」と日本国外での初講習会の感想を語った。
「地元民にとっても私にとっても貴重な機会。音楽は教えを伝える一つの手段なので、お互いにとって有意義な時間になれば」と意欲を見せた。
サンパウロ市以外での講習日程は以下の通り。南大河州ポルト・アレグレ市(10、11日)、モジ市禅源寺(13、14日)、イタペチニンガ市(15、16日)、ポンペイア市(19日)、ラビーニャ市(20日)、パラナ州ローランジャ市佛心寺(21、22日)。
詳細は南米別院佛心寺(11・3208・4515)まで。
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