東西南北

　昨日も報じたサンパウロ州グアルジャーでのファビアーネ・マリア・デ・ジェススさん惨殺死だが、ファビアーネさんの他にも、似たような被害を受ける可能性があった女性がいる。サンパウロ州内陸部に住むジアナ・シルヴァ・ピニェイロさんは、ファビアーネさん同様、サイト「グアルジャー・アレルタ」に「黒魔術をかける子供誘拐犯」として顔写真を掲載されたという。ジアナさんは５日に自身のフェイスブックに「私は誰も誘拐などしていない」という声明を出していた。今はその写真は撤去されたというが、ジアナさんは死の脅迫を受けたという。根拠のない噂による危機は深刻だ。
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　サンパウロ市の法改正で路上での食品販売の規制が厳しくなり、路上での酒類販売は禁止になった。住宅地や駐車場の特別枠内、特定の建物の前などの食品販売は禁止だが、「路上販売の老舗」的存在のホットドッグの屋台の場合、２年前までに市の販売許可を得た人に関しては今の場所での販売活動を継続できるが、衛生管理や屋台の仕様、商業活動のための書類整備などは新基準が適用される。公園や広場、路上ではそれ以外の食品も販売が可能だが、書類の整備は不可欠で、同業界では気が気でないという。サンパウロ市名物に影響は出るのか。
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　７日に行なわれたＷ杯のブラジル代表の発表は、選手も気が気でなかった様子。中でもエルナネスの当日の模様はそれを強く物語っている。イタリアのミラノでのネット中継で発表を見ていたが、接続が悪く、発表の瞬間を逃しそうになったが、回線が戻った瞬間に名前が読み上げられ、感動もひとしおだったという。