池崎商会50周年記念式典では、市場調査会社の関係者による講演も実施された。それによれば、ブラジル国民の87%は商品の購入にネットを利用しており、「物理的店舗よりネットがいい」という層は28%に上るとか。また現在世界第3位規模にまで拡大した美容市場は、他分野を上回る勢いで成長中。当地で美容にかけるコストは「最後まで節約したくない分野」なのだそう。
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大食い早食いのイメージが強い「わんこそば」だが、丼ではなく椀で殿様へ献上したことが由来といわれるほど、本来はゆっくりとおいしく食べる「おもてなしの郷土料理」として生まれたそうだ。岩手県人会主催のわんこそばで使われるつゆは、千田曠暁会長が他県人会の食通達から教わったレシピを組み合わせて、独自に生み出した自信作。忙しい競技者を尻目に、殿様気分でゆっくりと味わうのも乙か。
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サンパウロ市で地下鉄を利用したとき、駅構内のどこからともなくピアノの音色が聞こえきて、音の鳴る方へ行くと、そこにはピアノが。たて看板には「あなたの才能をどうぞここで披露ください―地下鉄ピアノプロジェクト」と書かれ、11年からあるのだという。映画配給会社の経営者、利用者のためにと3台のピアノを寄付したことが発端だとか。いまも市内の複数の場所に設置されている。つい急いで通り過ぎてしまいがちな駅構内だが、ふと耳を傾けてみると、心にゆとりが生まれる気がする素敵な音だ。
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