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クリチーバ=花まつりに4千人来場=百周年公園を初の一般公開

 パラナ州クリチーバ市で4月5、6日、第10回花まつりが開催され、同地の日本移民百周年記念公園が初めて一般公開された。パラナ州クリチーバ市の仏教各宗派、トモダチ・アジア・センター、クラウジオ・セト・トリビュート「セト友の会」の共催。両日で約4千人が来場した。
 初日5日には稚児行列が行われたほか、開会式が開かれ、グスターボ・フルエチ・クリチーバ市長も出席。未完成の百周年記念公園の状態を見て、その完成に協力することを約束した。
 イベントの運営に関わる浄土宗クリチーバ日伯寺の開教使大江田晃義さんは「初めての場所での試みだが、多くの人が集まってくれて良かった。このイベントは若者の来場が多いが、この場所なら近隣住民からの苦情が来る事もない」と会場の様子を話していた。
 同公園はクリチーバ市と隣町サンジョゼ・ドス・ピニャイス市との境に位置する。当日は、多くの若者がバスを利用して来場していた。会場には、車80台分の駐車場も完備されている。(長村裕佳子通信員)