映画『グランデ・ヴィットリア』の主人公マックス・トロンビーニさん。父親に見捨てられた苦い幼少期を送ったが、25歳で日系三世の女性と結婚したのを機に和解したという。息子の結婚を知った父親から連絡があり、サンパウロ市のホテルで再会を果たす。ひざまずいて謝る父親に、マックスさんは「僕はもう許している。許しを請うなら神に」と答えたとか。柔道を人生の師と仰いですっかり成長した息子に、父親も誇らしかったに違いない。
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週末に、モルンビーのショッピングに立ち寄った。母の日の前日とあり買い物客で大賑わい。ところがなんだか薄暗く様子がおかしい…すると突然停電で真っ暗に。客は慌てる様子もなく、何事もなかったかのよう。周囲の落ちついた様子から、あまり不安になることはなかったが、電力会社によれば、木の枝が電力供給している電線にひっかかったのが原因だとか。あまりにもろい設備に驚いた。「W杯、どうなっちゃうんだ?!」との声もわかる。