イタケロンに出発する前、PIPA職員の中には「せっかくのW杯開幕会場だけど、子どもたちにどこまで意味が分かるか?」と心配する声もあった。でも同行した6人の先生の興奮が伝染するように、子どものうち4人ほどが髪形をアイドル選手ネイマールのモヒカンにし、ボールをもって大騒ぎ。間違いなく〃楽しい思い出〃として記憶に刻まれたよう。
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「アレーナ・コチンチャンス」という名称は実はブラジル側の通称。FIFA側は公式名称として「アレーナ・サンパウロ」を使っており、チケットにもその名称が書かれているとか。でもサンパウロ市市民がそれを聞けば、大半がSPFCの拠点モルンビーサッカー場を思い浮かべるはず。「外国人観光客が試合当日にタクシーで『アレーナ・サンパウロまで』と言ったら、市の反対側にあるモルンビーに連れていかれるのでは」と心配する声がしきり。
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検索サイト「YAHOO!JAPAN」内に、ブラジル特集ページ(brazil.yahoo.co.jp)が開設中だ。国土の広さや気候など基本概要から、ブラジル食文化、観光情報、音楽、映画など。はたまた街角美女の写真までも。フェイジョアーダのアレンジや、おからで再現したキビのレシピは一見の価値有り。