バスの突然のストに揺れた20日のサンパウロ市でこの日、他に二つのマニフェスタソンが行なわれた。中央部のパウリスタ大通りでは公立学校の教員たちによる抗議行動が行なわれ、コンソラソンから市庁舎のある御茶ノ水橋までデモ行進した。教員たちはインフレによる給与の目減り分の15・38%を今年から払うよう求めているが、市は来年からと主張している。南部ヴィラ・オリンピアでは、ホームレス労働者運動参加者1200人が建築会社ヴィヴェールに押しかけた。これは「コッパ・ド・ポーヴォ」と呼ばれるイタケロン・スタジアム傍の大規模な不法侵入地からの強制退去反対を求めたものだった。
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南マット・グロッソ州の公立学校で19日、5歳の少年が女性教師に大麻をプレゼントしようとして物議を醸した。少年は先生を喜ばそうとノートの紙に10グラム程の大麻を包んでもってきており、周囲からの「それは何?」の質問にも「薬だよ。知らないの?」と答えていたという。困った先生が市の警備局に電話をしたところ、同局は児童相談所に通報した。少年の母親は麻薬の売買を行なった容疑でセミ・アベルトで服役中で、昼は少年と過ごすが夜は刑務所に戻っている。
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19日、サンパウロ市南部イビラプエラで、髭剃りメーカーのジレットのイベントが行なわれ、ブラジルサッカー代表のダヴィド・ルイス、パウリーニョ、オスカール、ダニエル・アウヴェスが参加して髭を剃り、商品のプロモーションを行なった。4人は同社のW杯時のイメージ・キャラクター。10年大会の際はカカーがつとめていた。