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サンベルナルド移民祭=「一般社会にも日本文化を」

 サンベルナルド・ド・カンポ日伯文化協会連合会(中原アルツール会長)と同市議会が共催し、「第33回サンベルナルド移民祭」を6月7、8の両日午前10時から、CENFORPE(Av. Dom Jaime de Barros Camara, 201)にて開催する。
 中原会長、南洋行市議、吉元哲夫実行委員長兼サンベルナルド文協会長、金谷義弘パウリセイア文協会長、義村和夫ルージ・ラモス日伯文化協会会長、みずほ文協藤森忠敏会長、木村勇さんが案内のため本紙を訪れた。
 同市の日系人人口は約1万5千人、全人口の1%を占める。中原連合会会長は「子孫だけでなく、当地社会にも日本文化を広く伝えたい」と語る。毎年日本移民の日を記念して行われるが、今年はW杯があるため日程を早めたという。
 活け花、折り紙、書道などの展示や踊り、相撲、剣道、中平マリコ、平田ジョーさんによる音楽ショーなど盛りだくさん。焼きそば、てんぷら、カレーなどの食べ物の屋台も複数出る。
 会場には無料駐車場があるが、SCANIA駐車場、メトヂスタ大学横、バスターミナル近くの雑貨店ジャパン・ハウスの3カ所より無料シャトルバスも運行する。
 また、関連行事として5日午後7時半より市議会講堂にて記念式典が、15日午前8時より瑞穂文化協会球場で記念ゲート・ボール大会がある。
 式典では、82年から約30年間パウリセイア文協の事務局長を務めあげ、高齢者福祉のためにさまざまな文化事業の開催に尽力してきた木村勇さん(71、二世)にジョン・ラマーリョ章が授与される。
 問い合わせは吉元さん(11・98259-0695)または中原さん(11・99577・7488)まで。