サッカーW杯にまつわるサンパウロ市の休日は、イタケロン・スタジアムで行なわれる開幕戦、ブラジル代表対クロアチア戦が行なわれる6月12日のみとなった。フェルナンド・ハダジ市長が、市議会で行なわれた投票をもとに採択した。ただし、ホテルなどの旅行、宿泊関係施設やショッピング、レストランなどには適用されないという。ハダジ市長はイタケロン・スタジアムで試合が行なわれる6日分の休みを希望していたが、生産活動、商業活動の停滞を恐れた市議の反対にあっていた。また、「サンパウロ市での試合日の任意の休暇」の案もあったが、市議会の投票の時点で記述がないため、通常日の扱いとなる。
◎
23日、サンパウロ州タウバテで教員のシモーネ・ドス・サントスさん(28)が、勤務する保育園に到着し扉を閉めた際、待ち構えていた元恋人の男性(36)に襲われ、逃げようとして5発の銃弾を背中に浴びて死亡した。子供たちはまだ来ていなかった。男性は隣の市に逃げようとしたが、2時間後に軍警によって逮捕された。証言によると、男性は1カ月間ほど一緒に暮らしたシモーネさんとの別れを受け入れることが出来ず、殺害に至ったと答えている。
◎
セレソンの正センターバックのダヴィド・ルイスが23日、イングランドのチェルシーからフランスのPSGに1億4960万レアルで移籍することが決定し、世界のサッカー史上最高額のディフェンダーとなった。ダヴィド・ルイスは188センチの長身に長い手足、明るい大きな縮れ毛という独特な風貌も手伝い、最近テレビCMにも出はじめている。