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世界で最も影響力のある女性=ジウマ大統領が第4位に=支持率下降中に意外な高評価

 ジウマ大統領はこのところ、経済低成長やワールドカップでの準備の遅れ、ペトロブラス社の不当に高い製油所買収に関与していたことの発覚などで株が下がり、10月に行なわれる大統領選挙に関する世論調査でも野党候補からの追撃を受けている状況だ。
 そんな矢先、アメリカの経済誌「フォーブス」が毎年恒例の「世界で最も影響力のある女性」のランキングを28日に発表し、ジウマ氏はそこでもランクが落ちた。
 だが、順位が下がったとは言え、その結果は4位。ここ最近のブラジルでのジウマ大統領の勢いを考えると、それでもまだ高い数字のようにも感じられる。ちなみに同じくアメリカの報道誌「タイム」が今年4月に選んだ「世界で最も影響力のある100人」では、ここ数年ランクインの常連だったジウマ氏が圏外に去っていた。
 フォーブス誌はジウマ氏のランクイン入りの理由のひとつに、昨年9月の国連総会での演説と同10月のホワイトハウス行き拒否をあげている。これは、国家安全保障局(NSA)の元情報局員、エドワード・スノーデン氏が、NSAのスパイ行為はジウマ氏やブラジル企業にまで及んでいたことを暴露したことで、アメリカ政府に強い拒否感を持っていることを示した行為だった。
 なお、今年同誌が1位に選んだのは、昨年に続き、ドイツのアンゲラ・メルケル首相。同首相が1位に選ばれるのはこれで9度目と圧倒的な強さだ。また2位にはアメリカの中央銀行にあたる連邦準備制度のジャネット・イェレン総裁、3位にはビル・ゲイツ夫人で「ビル&メリンダ・ゲイツ・ファウンデーション」社長のメリンダ・ゲイツ氏だった。
 なお、ヒラリー・クリントン元国務長官は6位、バラック・オバマ大統領夫人のミシェル・オバマ氏は8位。世界的にも知名度抜群のこの両氏より高い順位にランクインしていることからも、同誌のジウマ氏への評価の高さが伺える。
 なお、ブラジルからはペトロブラスのグラッサ・フォステル総裁が16位。これもここ最近のペトロブラスのスキャンダルを考えると高い数字だ。世界的スーパーモデルのジゼリが89位。また、南米で見てみると、アルゼンチンのクリスチーナ大統領が19位、チリのミチェル・バチェレ大統領が25位、アメリカで人気ドラマ「モダン・ファミリー」に出演中のコロンビアの人気女優ソフィア・ヴェルガラが32位、同じくコロンビア出身の歌手シャキーラが58位に入っている。(28日付G1サイトより)

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