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サンパウロ州=断水や停電で損失被る=零細・小規模企業の18%

 サンパウロ州の零細・小規模工業組合が4月に行った調査によると、3月に断水や停電による損失を被った零細または小規模な製造業者は18%に上ると28日付エスタード紙が報じた。調査が行われたのは4月7~24日で、零細企業中心に311社が回答を寄せている。
 それによると、停電で損失を被ったのは、従業員9人以下の零細企業の13%、10~50人の小規模企業では9%。生産活動では55%(零細企業59%、小企業40%)が被害を受け、納期遅れも21%、機械の故障は5%、通勤への影響は3%だった。
 グアルーリョス市のマネキン製造業者、エリスヴァウド・ソアレス・サントスさん(44)の場合、3月に起きた10~15分の停電で、同月の生産と4月の収入は昨年同月比10%減少した。同社では通常、月間800~1千体のマネキンを製造し40万レアルの収入を得ているが、停電で研削盤10機がショートしたりして、マネキンの型を仕上げる作業が停滞。停電すれば型の製造や塗装用の機械も止まるし、研削盤を買い換えるまでは在庫増加は不可避だという。研削盤購入費の3万レアルは社会経済開発銀行から借りる予定だが、在庫保存用の倉庫代も余分にかかる。
 断水で損失を被った企業は6%だったが、こちらも零細企業は8%とその影響が大きかった。

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