岩手県人会(千田曠暁会長)が25日、同県人会館で「第8回わんこそば祭り」を開催した。約300人が訪れ、競技の部には24人がエントリー。女性陣の参加も目立ち、男性顔負けの食べっぷりに会場は終始盛り上がりを見せていた。
3分間で早食いを競う競技の部では、優勝者は83杯を完食。1杯差で惜しくも2位だった池田英治さん(40、二世)は、「初めての挑戦で、後半にようやく早く食べるコツをつかんだ」と若干の悔しさを見せたが、笑顔で次回の再挑戦を誓った。
給仕として活躍したのは昆野美智さん(58、岩手)。過去には本場盛岡でのわんこそば大会にも訪れたことがあり、「見よう見まねです」と謙遜しながらも、素早い動きで出場者の記録をアシストした。
千田会長は今大会を振り返り、「雨模様といくつものイベントが重なり客入りを心配したが、大入りだった。年1回のわんこそば祭りを、首を長くして待っている方々が多くいてありがたい」と盛況に喜びを見せた。