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北大河州に新国際空港=国内初の100%民間運営

 リオ・グランデ・ド・ノルテ州サンゴンサーロ・ド・アマランテ市で5月31日、新空港「ゴベルナドール・アルイージオ・アルヴェス国際空港」の落成式が行われ、同日から機能し始めた。同日付G1サイト等が報じた。
 新空港には、グァルーリョス空港発で午前9時40分に到着した航空機が最初に降り立った。乗客は、到着口付近で音楽家集団による演奏で出迎えられた。
 この新空港のオペレーション開始で、これまで機能していたアウグスト・セベロ国際空港への商用便は運航されなくなり、空軍用となる。ただしW杯中は、政府関係者等が乗る航空機が着陸する。新空港には前の空港に乗り入れていた航空会社が全て移っている。
 新空港は建設用地面積が4万平米、年間620万人の利用を見込む。45のチェックインカウンター、五つの荷物受取台、850台規模の駐機場を擁する。
 同空港は、民間が100%運営を担う国内初の空港となる。Engevixグループと亜国のCorporacion Americaから成るコンソルシオInframericaが建設を行い、今後も経営、利用開発まで全てを担う。落札金額は1億7千万レアルだった。
 コンセッション契約は2011年11月にジウマ大統領によって署名され、建設期間として3年、経営期間として25年が与えられたが、実際には3年以下で建設が終了し、建設には5億レが投資された。