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セレソンが順調な仕上がり=パナマ代表に余裕で快勝

 ワールドカップまでの調整を兼ねた親善試合、ブラジル代表(セレソン)対パナマ代表の試合が4日午後4時からゴイアス州ゴイアニアのセーラ・ドウラーダ・スタジアムで行なわれ、セレソンが4―0で快勝。順調な調整ぶりを見せた。
 この日のセレソンはセンターバックのチアゴ・シウヴァ、ボランチのパウリーニョを温存し、それぞれダンテ、ラミレスが入る先発布陣で戦った。先発は<キーパー>ジュリオ・セーザル、<ディフェンダー>ダニエル・アウヴェス、ダヴィド・ルイス、ダンテ、マルセロ、<ボランチ>ルイス・グスターヴォ、ラミレス、<フォワード>フッキ、フレッジ、ネイマールの11人だ。
 パナマはW杯未出場のチームながら、FIFAランキングで35位、昨年の北米・中米予選でも出場に1歩とどかない5位で、侮れる相手ではなかった。
 だが、試合は序盤からセレソンのペースで進んだ。前半26分、相手のファウルでつかんだPKをエースのネイマールがキーパーの頭を越す高い弾道のシュートで1点を先制した。
 前半39分にはダニエル・アウヴェスがゴール前のこぼれ玉をゴール右隅にシュートして、2点目をあげた。
 この2点のリードで余裕の出たセレソンは、マルセロ、ダニエル・アウヴェス、ラミレスをそれぞれマックスウェル、マイコン、エルナネスに交代し調整に入った。
 だが、攻撃の手は緩めず、後半開始1分、フッキが、自分が攻めると見せかけたネイマールからの意表をついたゴール前のパスを決めて3点目。
 さらに後半27分には、後半17分からオスカールに代わって途中出場していたウィリアンが、マークの甘くなったスペースに入り込み、マックスウェルのパスを受け、4点目を決めた。
 結局、試合はセレソンが4―0で快勝した。セレソンは17人のメンバーを本番前に調整させることもできた。