ブラジル日本都道府県人会連合会(本橋幹久会長)の5月度代表者会議が先月29日、文協ビルの県連会議室で開かれ、各県人会の代表者約40人が出席した。
「第17回日本祭り」の進捗報告を山田康夫同祭実行委員長(滋賀)が行った。前回の会議で郷土料理出展不参加を表明した静岡、茨城、島根に続き、愛媛も「手伝う人が足りない」との理由で不参加を表明した。
同祭開催日程がW杯の準決勝と重なることもあり、各県人会ブースにテレビの持ち込みが許可されたが、「あくまでスタッフ用。呼び込みに使うことは禁止」と付け加えた。
会場には大型プロジェクターを使った500人収容のW杯を観戦できるスペースも3カ所用意する。「休憩のついでに見られる様に」という主旨で設置されるが、対戦国の組み合わせ次第で、たとえば日本代表が残っていたり、ブラジル代表の試合の場合は人が集まることが予想される。
昨年までは無料だった機材搬入時の駐車料金も変更された。今年から40分以降は基本料金40レアルに加え、1分毎に1レずつ加算されていく。その際の費用は各県人会が負担する。16日には改めて説明会が行われる予定。
続いて「県人会活性化委員会」による「県人会懇談会」が行われた。杉本教雄委員長(静岡)は静岡県人会のカラオケ大会や高齢者向けPC教室など活性化の取り組みを紹介し、「歴代県費留学生120人のうち、県人会活動に参加しているのは3人のみ。参加者を集めるためのアイデアや悩みを話し合いましょうと」呼びかけた。参加者から意見が出始めたところで午後6時となり閉会。懇親会は来月以降も続けられる。
4月度の事業報告と会計報告も行われ、収入1万61レに対し、支出が1万2千997レで2千936レの赤字が報告された。
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