W杯前にテレビの売り上げが20%伸びると予想されるブラジルだが、ブラジルソニーは今年の売り上げ増の半分はW杯関連商品の販売で確保する事を期待していると5日付エスタード紙が報じた。
W杯公式スポンサーでもある同社では、ここ3年間、マーケティングや調査、生産能力向上などに5億レアルを投じてきた。マーケティング担当のカルロス・パスコアル氏は、具体的な数字は挙げないまでも、投資の効果は上々だという。
同社ではテレビやプロ用のビデオ、カメラ、スマートフォンなどを扱っており、今年の売り上げ目標は昨年実績の16%増。その半分はW杯関連商品で確保する事を期待している。また、売り上げの6割はテレビ販売によると見ている。
同社では1~7月のテレビ販売は昨年比40%増と試算。パスコアル氏も、信頼感指数低下などの影響で4月の販売は低調だったが、5月からは好調で、ここ2週間の伸びは予想以上だという。
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