今年年初から、6月9日午前10時半までにブラジル国内で支払われた連邦、州、市の各政府に支払った税金は7千億レに達することが、サンパウロ商業協会(ACSP)のImpostometroでわかった。9日付G1サイトが報じた。昨年の場合、税金の徴収額が7千億レに達したのは6月12日だった。
Impostometroは、サンパウロ市中心部の同協会本部に2005年に設置されたもので、リアルタイムで税金の徴収状況を計算して表示する電子パネルのことだ。
国民がその年に支払った税金の累計金額は、このImpostometroのほか、IBPT(税務管理院)の協力で作られたウェブサイト(www.impostometro.com.br/)でもリアルタイムで確認することができる。
またこのサイトでは、集まった税金で基礎生活品セット(セスタ・バジカ)がいくつ国民に提供されるか、保健所がいくつ設置できるかなど、政府が行える政策に関しても比較ができる。
2013年の徴収税額は、年間で1兆7千億レアルと過去最高を記録した。