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 7日付フォーリャ紙によると、フェルナンド・ハダジ市長の1年目だった2013年に賄賂の受け取りなどの汚職が原因で辞職になった市の役員が87人いたことがわかった。これを単純計算すると、実に1カ月に7人の職員がクビになっているという計算だ。こうした職員は14年に入っても多く、今年も6月7日現在、21人の職員が辞職に追い込まれている。また、13年から14年にかけて、47のポストで役職の降格人事があり、109人がなんらかの処分の対象となったという。処分が多く行なわれている事実には浄化の努力も感じられるが、それ以上に市の腐敗体質には驚くばかりだ。
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 7日午前、ゴイアス州アルアノンで、元サッカー選手のフェルナンドン(36)ら5人を乗せたヘリコプターが墜落し、全員が死亡する事故が起きた。フェルナンドンはゴイアスECでサッカー人生をスタートし、2001年からはフランスで活躍。2004年にブラジルに帰国してインテルナシオナルに加入し、同チームの2006年のリベルタドーレス杯制覇やクラブ世界一などにキャプテンとして貢献した。05年には1試合のみながらセレソンにも選出されていた。
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 10月の大統領選でジウマ大統領とその座を争うと目されているアエシオ・ネーヴェス氏(民主社会党・PSDB)に7日、双子となる子供、ベルナルドちゃんとジュリアちゃんが誕生した。出産予定は8月上旬で2カ月早い早産となった。今年の1月には同じく大統領候補のエドゥアルド・カンポス氏(ブラジル社会党・PSB)にも男児が誕生している。