W杯の予選リーグも終盤を迎え、応援の方法や試合後の態度にもお国柄の違いが感じられるが、国民性の違いは各国で売れる大衆車の好みにも表れているようだ。
W杯参加国の一部で売れている大衆車10種をリストアップしたところ、ブラジルとウルグアイではフォルクスワーゲンのGol、日本ではホンダのFit、米国ではトヨタのCamry、スペインではSeatのIbiza、ドイツではフォルクスワーゲンのGolf、英国ではフォードのFiesta、韓国ではヒュンダイのSonata、コロンビアとチリではシボレーのSail、オーストラリアではマツダの3、カメルーンとナイジェリアではトヨタのHiluxという結果が出た。
自国メーカーの製品を好む国と、自国メーカーはあっても外国メーカーの製品を好む国、自国のメーカーはなく、自国に進出してきたメーカーの製品を購入する国など、国ごとの事情は違うが、カメルーンとナイジェリアでは荷台もあるトヨタのHiluxが売れているが、それ以外の国では普通の乗用車が売れているというあたりには、その国の車の普及率や開発の度合いなどが反映されているようで面白い。(21日付エスタード紙より)