救済会「憩の園」の名を借りて寄付金集めを行っている詐欺師がいるとの情報が、相田祐弘副会長から寄せられた。
相田さんは「救済会では、このような特定個人による寄付活動は行っておりません」と話す。
発覚したのは今年の2月ごろ。救済会のサイトで注意を喚起したが詐偽行為はやまず、「最近はセアザに出没し、日系の仲買商人の店を回っている」ことが判明した。
「高橋ヒデオ」と名乗るこの男性は、中肉中背で年齢は60歳前後と推定される。白髪交じりの頭髪に帽子を被り、救済会の寄付帳を持ってお金を集めていた。写真は、セアザの防犯カメラが捉えた男の姿だ。背後の男性は200レアル騙し取られたという。
相田副会長は、「話し上手で園の内情に大変詳しい。運営資金にするためと言って、多くの寄付者の名前を見せて信用させているようです」と注意を呼びかけている。
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