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和歌山は総出でキャベツを千切り
和歌山は総出でキャベツを千切り

リベルダーデも準備に大忙し!=総動員でいざ日本祭りへ

 リベルダーデ周辺でも各県人会館で前日準備に大忙し。宮崎、青森、岩手、和歌山、山口などが婦人部、青年部ら総動員で郷土料理の下準備に追われた。
 和歌山県人会(木原好規会長)は毎年、長蛇の列ができる「関西風お好み焼き」の下ごしらえにひたすらキャベツを切り刻む。総数は約500個で婦人部、会員らが約30人体制で千切りにし、3日間で最大5千食の販売を予定。
 「こういう時しかお手伝いできないけど」という20代から、80歳近いベテランまで総動員で準備した。「猫の手も借りたいほど」と木原会長も言うように開催期間中も多忙を極めるが、日本祭りの目玉食品とあってうれしい悲鳴だ。
 宮崎県人会(高橋久子会長)で注目は、チキン南蛮と日向ラーメン。金曜に販売するラーメンはあっさりしょう油味で200食を仕込んだ。チキン南蛮は青年部を中心に調理したという。会館で準備に汗を流す婦人らは、「郷土食に加え特製甘酒も用意します」と笑顔を見せた。
 リンゴが名産の青森県人会(玉城道子会長)はサンタカタリーナ州サンジョアキンのリンゴを使用し、ゼリーとケーキを用意した。玉城会長は「100%ジュースもおすすめ」と自信を見せた。
 バリバリ焼きそばなどを提供する山口県人会(要田武会長)は、午後から会員など6人で下ごしらえ。自慢のイチゴ大は、「餡が21キロ、イチゴはアチバイアから取り寄せた3200個を使用します」と伊藤紀美子事務局長。当日は青年部中心に30人が販売を行なうという。

岩手の千田会長も特製ダシ用にいりこを仕込む

岩手の千田会長も特製ダシ用にいりこを仕込む

 岩手県人会(千田曠曉会長)は三陸わかめうどんを仕込んだ。千田会長による特製ダシはいりこ、カツオ節、昆布にしいたけも加えた丁寧な一品。錦糸卵にナルト、天ぷらを乗せて提供する。