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 日本祭りの準備で聞こえてくるのは、金曜のサッカーW杯への不安。準々決勝が行なわれ、午後5時からはブラジル代表も試合を行なう。「昨年よりも金曜の販売量を減らしたわ」といった弱気な構えもあったが、その時間帯にどれだけの来場があるか。日本祭りの会場で試合観戦しようという判断もありそうだが。
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 また他に印象的だったのは、他県の食に対する心境だ。ある県人会は「甘いもので負けたくない」「似たものが増えてライバルが多くなった」というけん制。対して「競っても仕方ないしねぇ」と、同類食品で価格調整を行なったりと、各県、食の関係性も垣間見えたような。
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 朝一で設営準備を始めるなど気合の入った様子の本橋幹久会長率いる鳥取県人会。名物の「大山おこわ」を作るため、開催期間中は夜中の3時からサウーデの鳥取県人会館に集まるとか。現場責任者の末長正さんは、「調理室の天井が取り払われ、天ぷらを揚げても熱が籠らないぞ」と嬉しそう。同会の力作も最終日には売切れてしまうことがあるそうなので気になる方はお早めに。