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統一選挙正式にスタート=大統領や知事候補ら街頭へ

 10月の統一選挙に向けたキャンペーンが6日から解禁となり、候補者達が一斉に活動開始と6、7日付伯字紙が報じた。統一選では大統領や州知事、国会議員、州議員の改選が行われる。
 選挙裁判所での正式出馬登録の受付は5日からで、労働者党(PT)のジウマ大統領と民主運動党(PMDB)のミシェル・テメル副大統領のコンビは「民衆の力と共に」という名前で登録。民主社会党(PSDB)のアエシオ・ネーヴェス氏とアロイジオ・ヌーネス氏のコンビは、故タンクレード・ネーヴェス氏が大統領選で使った「ブラジルを変えよう」というモットーをシャッパの名称として登録した。
 社会党(PSB)の大統領候補エドゥアルド・カンポス氏は息子のジョゼ君(9)と副候補のマリーナ・シウヴァ氏同伴で5日にサンパウロ市の日本祭り会場を訪問し、日系社会の支援を求めた。同日の日本祭りにはパウロ・スカッフィサンパウロ州知事候補も上議選出馬のカサビ前サンパウロ市市長(社会民主党)同伴で参加した。また、6日にはPSDBのアエシオ、ヌーネス正副大統領候補とセーラ上議候補、再選を目指すアウキミンサンパウロ州知事が参加し、達磨に片目を入れていた。
 ジウマ大統領はキャンペーン初日を大統領官邸で過ごしたが、再選を目指し「高いレベルで討議する」とアピールするビデオは6日に選挙用のサイトに掲載された。
 リオ州では知事候補のルイス・フェルナンド・ペゾン氏(PMDB)やマルセロ・クリヴェラ氏(ブラジル共和党)、リンドベルグ・ファリアス上議(PT)が、早朝のミサやフェイラの訪問などを行い、支援をよびかけるなど、選挙民に触れるため街頭に出た候補達の姿が各地で見られた。