ホーム | 日系社会ニュース | ベレン=七夕祭り、300人来場=祭りの由来にも高い関心
多数の来場者で賑わった七夕祭り
多数の来場者で賑わった七夕祭り

ベレン=七夕祭り、300人来場=祭りの由来にも高い関心

 【パラー州ベレン発】汎アマゾニア日伯協会(生田勇次会長)が12日午後7時より、同協会神内講堂において「2014年度七夕祭り」を開催した。
 在ベレン日本国領事事務所の大岩玲首席領事、阪野真司領事、奥山正基副領事、垂井恒治副領事、パラー老人クラブの諸石輝雄会長、パラー老人クラブの神園たかゆき常任理事、北伯県人会協会の小野重善幹事ら来賓と一般客約300人が参加した。危ぶまれた天候にも関わらず、多数の参加者で賑わった。
 挨拶に立った生田会長は、七夕祭りの由来について、「年に一度の7月7日に、愛し合った織姫と彦星が天気のいい日に会えるよう、短冊に願いを書き、笹の葉に飾るようになったそうです」などと説明。小降りだった雨もすっかりやんでいたので、観客の関心を呼び喝采を浴びた。
 その後、大岩玲首席領事が祝辞を述べ、同日伯協会所属「鼓どん」の太鼓演奏で開演。ベレンのYOSAKOIソーランクラブ、YOSAKOIソーラン大洋クラブ、中平まり子さんの歌謡ショー、ベレン剣道クラブ、空手クラブ、ベレン民謡クラブなど多数の団体が出場し、会場を盛り上げた。
 最後は例年の通り、櫓太鼓を囲んで盆踊り。日系人の若い層やブラジル人が率先して輪に加わり踊っていた。(パラー州通信員 下小薗昭仁)