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外務大臣表彰を発表=文協木多会長ら6人に

 「平成26年度(14年)外務大臣表彰」の受賞者が24日に発表された。在伯大使館管内から1人、在聖総領事館管内から3人、在リオデジャネイロ総領事館管内から2人の計6人が選出された。
 【在伯大使管内】
ジラ・テレジーニャ・ダ・コスタ・ハイムンド ジラ・テレジーニャ・ダ・コスタ・ハイムンド(64)
 94年にブラジリア生け花クラブ(現草月ブラジリア)を設立し、20年以上に渡り、生け花の普及・発展に尽力した。ブラジル連邦議会、ブラジル外務省、国立劇場等において、生け花の展覧会を実施した。

 

 

 【在聖総領事管内】
菊地義治 菊地義治(74、岩手)
 サンパウロ日伯援護協会会長として、在伯邦人及び日系人の福祉と医療の向上に尽力した。日伯友好病院の運営委員長等の要職を歴任、自閉症児療育施設PIPAを創設したほか、会長就任後にサンミゲル・アルカンジョ病院を建設・開所した。

 


木多喜八郎 木多喜八郎(70、二世)
 ブラジル日本文化福祉協会会長に09年より就任し、農業関連交流委員会の設置、国士舘スポーツセンターの整備及び桜祭りの規模拡大、同会ビル改修工事等の事業を実施し、日本文化の継承と日系社会の発展に貢献した。97年から09年まで、希望の家福祉協会の理事長に就任し、福祉の向上にも努めた。


和田忠義 和田忠義(80、二世)
 社会法人「アルモニア教育文化協会」の会長を長らく務め、同会が運営するアルモニア学園が地域の進学校として高い評価を得るに大きく貢献。日本との交流事業にも熱心に取り組んでいる。

 

 


 【在リオ総領事管内】
オズワルド川上 川上オズワルド(59、三世)
 ペトロブラス社東京事務所に勤務中、在日ブラジル商工会議所の創設者の一人として開設に尽力し、帰伯するまでの12年間会長を務めた。代々木公園で日伯交流イベント「ブラジルフェスティバル」を立ち上げたほか、日伯の経済関係強化に資する企業家に対して「CCBJアワード」を授与する等の活動を行っている。


ボトレル・トステス・ヴェラ・ルシア ボトレル・トステス・ヴェラ・ルシア(68)
 当地で最も重要かつ由緒ある国立歴史博物館の館長を20年にわたり務めている。総領事館や国際交流基金主催のイベントに博物館の所蔵品を貸し出し、数多くの行事開催に協力した。