独自の外交を繰り広げる安部昭恵首相夫人。産経ニュースによると「『女性の輝く社会』の具体化」「日本文化に理解のある親日家を大切に」等を基準に首相外遊に同行しており、外遊先から訪問依頼が殺到しているとか。当地ではカルモ公園の桜祭りやリ広場に顔を出し、ブラジル民に随分好感を持たれたよう。あちこち飛び回るので領事館関係者は「ガードが大変」と漏らしていたが、女性の輝く社会実現にはそれくらいでちょうど良い?
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「伊藤園 第25回お~いお茶新俳句大賞」のブラジルからの入賞者7人を本紙6日付け6面で報じたが、リストに漏れがあったと判明。佳作賞を受賞したが、本紙に掲載されなかった林とみ代さんからの連絡でわかった。リストは同大賞の窓口となったサンパウロ市文協提供によるものだが、そこに名前があったのは文協を介して応募した人だけだった。直接応募した林さんの入賞作品は「水中花世間知らずのまま老いて」。おめでとうございます。
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JICA関西による短期研修での訪伯を前に、教師らは日本での事前研修を、6月15日の午前に行なったという。日本でその時間帯といえば、W杯の日本対コートジボワールの試合中。JICA関西の建物内では観戦イベントもあったようで、片耳で声援を気にしながらの講習だったようだ。当地にやってきたのは、安倍晋三首相も来聖した2日。文協ビル前での出迎えに、JICA隊員として加わる役得もあったよう。首相と握手できたなら、W杯の日本代表戦を無駄にする価値があったかも?