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穀物は2・6%の増収か=作付面積は6・1%拡大

 国家配給公社(Conab)が7日、2013/14農年の穀物の収量は昨農年比2・6%増の1億9347万トンとなる見込みと発表した。作付面積は5685万ヘクタールで、5360万ヘクタールだった昨農年より6・1%拡大した。
 7日付アジェンシア・ブラジルによると、収量予想が最も増えたのは大豆で、昨農年の5・1%にあたる416万トンの増産となる見込みだ。作付面積が20・7%拡大した小麦は、パラナ州などで気候に恵まれた事もあり、昨農年の35・7%にあたる200万トンの増産が見込まれている。フェイジョンは22・7%(63万5900トン相当)の増産と見られている。
 トウモロコシは最初の収穫期の減産が響き、3・6%(300万トン相当)減の見込みで、年間収量は7855万トンになると見られている。
 Conabのルーベンス・ロドリゲス総裁によると、トウモロコシの減産は気候の影響と、トウモロコシの代わりに大豆を栽培した農家が増えた事が原因で、最初の収穫期の収量は年々減少しているという。
 今回の収量予想は7月20日から26日にかけて行った調査を基に試算されたもので、7月に発表された収量予想(1億9387万トン)よりやや下方修正された。
 同時に発表された2014/15農年のサトウキビの収量予想は、作付面積が880万ヘクタールから910万ヘクタールに拡大したにも関わらず、収量は今農年並みの6億5900万トンとなっている。