サンパウロ市内で強盗事件などが多発している地域では郵便物の配達が行われておらず、住民は局まで取りに行かなくてはならないと11日付エスタード紙が報じた。
郵便局は安全確保のため、どの地域の配達が停止されているかを明らかにしておらず、どこが配達制限の対象となっているかは郵便局のサイトで確認する必要がある。
専門家は郵便局は料金を受け取ってサービスを提供するのだから配達は義務だというが、自営業のマルセロ・カンポス氏(49)は、自宅で品物を受け取りたくてセデックスを利用したのにヴィラ・サンタカタリナの局まで取りに行かなくてはならなかった。
銀行員のチアゴ・ロウレンソ氏は郵便局のサイトで、配達員は注文の品を3回届けに来たが誰もおらずに持ち帰ったとの記録を発見。「母が毎日うちにいた」というが、品物はもう送り返されたと説明された。だが、品物は発送者のもとには戻ってきてないという。
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