先日CELPE-Bras(Certificado de Proficiência em Língua Portuguesa para Estrangeiros・外国人のためのポルトガル語検定試験)を申し込みました!
CELPE-Brasは、ブラジル教育省公認の検定試験で年に2度4月と10月に実施されています。外国人が、ブラジルの企業の採用試験を受ける場合や大学または大学院に入る際に、必要だったり結果が考慮されたりします。ポルトガル語版TOEFULまたはTOEICといったところでしょうか。私はいずれの予定もありませんが、ポルトガル語勉強のひとつの目標として帰国まで毎年受けることにしました。ちょうど一年前に初受験。今回2度目の挑戦です。
思えば、前回はブラジルに来てまだ1年と経たない頃で、申し込み手続きの時点ですでに心が折れかけました。インターネットで専用フォームに必要事項といくつかの質問について回答を記入し送信後、自宅から車で1時間ほどかけて最寄りの受験会場となる大学にて受験料の支払い。全てポルトガル語なので、必死です。ポルトガル語の試験なので当たり前ですが・・・。
試験は、筆記試験と口頭試験。筆記試験は、3時間で4問、すべて作文です。口頭試験は、一人20分程度。最初に簡単な質疑応答があり、その後イラストや文章が書かれているカードについて面接官からの質問に答えます。昨年は、この面接試験で、カードに書かれている内容も面接官に聞かれていることも全く分からず、面接官を困らせてしまいました。
最後には「このカードについて何か少しでも分かることはありますか?」と苦笑。「・・・何も分かりません。」と私。見事に散りました。
試験結果は、合格の場合、点数によって上級の上、上級、中級の上、中級4段階となります。昨年私は、圏外の不合格でした。毎年受験して、帰国までには上級・・・いや、中級の上を獲得したいと思っています。
試験が行われる10月21日まであとおよそ2ヶ月。すぐにどうなるというものでもないけれど、今年は合格圏内、中級目指して頑張ります!
プロフィール
竹内 香苗(たけうち かなえ)。愛知県出身のフリーアナウンサー。約10年間過ごしたTBSでは『はなまるマーケット』『朝ズバッ!』などに出演。夫のブラジル赴任に伴い12年に同局を退社し、ホリプロに所属。同年11月よりサンパウロ市に滞在している。