サンパウロ市セントロのサンタイフィジェニア通りの一部が、23日から毎週土曜日に歩行者天国と化すと22日付フォーリャ紙などが報じた。
サンタイフィジェニア通りは、電気電化製品や音響、情報処理関係の品、照明器具などの店が連なる事で知られ、道幅が狭い事もあって歩道からはみ出した人々が、車と車の間を縫うようにして車道を歩く姿も頻繁に見られる。商店主達によると、観光客なども加わる週末は人出が増え、この傾向が更に酷くなるという。
このような状況を改善するために採用されるのが、ジェネラル・オゾリオ通り~イピランガ大通り間の車の乗り入れを土曜日の朝6時から午後3時まで禁止し、歩行者天国とする措置だ。
前記区間の車の乗り入れが禁止されると、アンドラーダス通りやトゥリウンフォ通りなどを通る車の量が増える可能性が強いが、市当局は歩行者天国となる区域の周辺ではゾナ・アズルと呼ばれる駐車券が使えるスペースも増やす意向だ。