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消費者信頼感=09年4月以来の低水準=他の指数も軒並みマイナス

 ジェトゥリオ・ヴァルガス財団(FGV)が25日、8月の消費者信頼感指数(ICC)は7月比4・3%減の102・3ポイント(以下P)となり、2009年4月以来の低水準と発表した。同財団担当者は「2012年以降、同指数は下降傾向にある。(今回の結果は)消費者の経済の状況への不満を表し、回復を期待していた人を失望させた」と分析する。ICCは数値が大きいほど信頼感が高い。09年4月は99・7Pだった。
 顧客満足度指数(INSC)は前月比13・6%の65・4Pで、09年4月の56・5Pに次ぐ低さとなった。
 経済状況が「良い」との評価は16・7%から12・5%に減り、「悪い」は41%から47・1%に増加。景気の総合指標である景気動向指数は5・1%減の107・2Pで、09年5月の103Pに次ぐ低さだ。
 楽観度を示す指数は3・9%減の90・8P、経済状況改善とみる人は22・1%に減り、悪化とみる人は30・3%に増加。消費者期待指数は1・1%減の100・1Pで09年3月の97・6P以来の低さ。