マイナス3度を記録したサンタカタリーナ州ウルペマ市で(Marília Oliveira / prefeitura de Urupema)
ブラジル一気温が低い町として知られるサンタカタリーナ州ウルペマ市では、27日早朝の最低気温がマイナス3度を記録。送電線用の鉄塔が並び立ち、最も標高が高い上に障害物もないトーレスの丘での体感温度はマイナス20度に達した。
同市では2012年6月8日にマイナス9度、2011年6月28日にもマイナス8度を記録するなど、寒さが厳しく、樹氷や霜、雪、凍った滝などを見る事が出来る数少ない場所の一つで、冬の寒さや雪化粧された町並みを味わいたくて同市を訪れる人も多い。
同市の公式サイトによれば、町の面積は353平方キロ。標高は1425メートルで人口は2482人。年間平均気温は14度で、リンゴやジャガイモ、イチゴの栽培や牧畜が盛ん。無農薬の野菜や果物の加工や清流を生かしたマスの養殖などでも知られている。(27日付フォトス・プブリコス、ウルペマ市公式サイトより)