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HPの電源コードに不具合=熱くなって危険とリコール

 米国のヒューレット・パッカード社(HP)が26日、ブラジルも含む国々で販売している電源コード約600万本のリコールを発表した。
 対象となるのは、同社製のノートブックとHPまたはCompaqのミニ・ノートブックに使う電源コードのコンセントからアダプターに繋がる部分で、アダプターへの差し込み口にLS‐15と書かれている。
 同社によると、ブラジルでは2010年9月~2011年12月に販売された約6500点が対象となる見込みだ。
 問題のコードは使用中に高温となり、とけて変形したり、火傷の原因になったりする可能性がある。同社に届いた苦情の申し立ては29件で、高温になったために利用者が軽い火傷をした例も2件、変形などの苦情も13件あったという。
 HP社は、同社製ノートブックなどの利用者は電源コードに記載された記号を確認し、LS‐15という記号が刻まれていた場合は即座に使用を中止するよう勧告。インターネットで書類を入手し、必要事項を記入してから同社に連絡すれば、無料で交換してくれる。