ブラジル柔道勢が健闘=世界選手権でメダル4つ
ロシアのチェリャビンスクで8月25~31日に開催された世界柔道選手権で、ブラジルの選手がメダル四つを獲得する健闘を見せ、2年後のリオ五輪に向け期待を高めている。
柔道はロンドン五輪でも金1、銅3(男女合計)を獲得した種目で、ブラジルが強豪国の仲間入りをしつつある競技だが、その勢いは今大会でも続いた。
開幕日の8月25日に、ロンドン五輪の女子48キロ級金メダリストのサラ・メネゼスがいきなり初戦で敗れるなど、今大会は波乱の幕開けとなった。
だが26日に女子52キロ級のエリカ・ミランダが銅メダルを獲得し、まず一つ目のメダルを獲得した。
そして29日、女子78キロ級でマイラ・アギアルが金メダルを獲得した。ロンドン五輪の同種目で銅メダルを獲得し、リオでの金に期待のかかる彼女は、予選から圧倒的な試合を続け、準決勝ではロンドン五輪で彼女を破ったカイラ・ハリソン(アメリカ)を技ありで下し、決勝でオドレイ・チェウメオ(フランス)を技ありで下し金メダルを獲得した。
昨年のリオでの世界柔道で銅メダルに終わった後、左ひじと右ひざの治療に専念したマイラは、同年末に手術を行ない、実践復帰したのは今年の4月だった。だが「金以外では決して満足できない」と心に決めて今大会に臨んだマイラは、見事に結果を出した。「リオ五輪での金は〃夢〃ではなく目標。そのために全てを尽くす」とマイラは語っている。
また、29日には女子78キロ超級でマリア・スエレン・アルテマンが銀、そしてメダルが取れずにいた男子も、100キロ超級でラファエル・シウヴァが銅メダルを獲得し、今大会のメダル獲得数は四つとなった。
13年にリオで行なわれた同選手権では六つのメダル(金1、銀4、銅1)を獲得したブラジル柔道連盟としては、その数に並ぶことが今回の目標だったが、それには及ばなかった。だが、それでもメダルの獲得数は日本、フランスにつぐ3位(キューバと同数)で、面目は保った。
世界柔道はリオ五輪の前年でもある来年も、8月下旬にカザフスタンで行なわれるが、そこでどこまで飛躍できるかも注目される。(8月30、31日付エスタード紙、フォーリャ紙などより)