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東西南北

 5日と9日に米国で開催される、サッカーW杯後初となるセレソンの国際親善試合だが、直前のタイミングの8月31日、2人の選手の交代が発表された。1人はサイドバックのアレックス・サンドロで、もうひとりがW杯レギュラーのフォワードのフッキで、いずれも試合での負傷が理由の不参加となった。かわりにW杯レギュラーのマルセロ、そして、現在古巣サントスに復帰中のベテラン、ロビーニョが選出された。ロビーニョはサントスの後輩であるネイマールとの2トップ実現を楽しみにしていた。試合は5日がマイアミでコロンビア戦、9日がニュージャージーでエクアドル戦となる。
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 8月29日午前、サンパウロ市北部ヴィラ・メデイロスで、建設現場作業員のレナート・デ・ソウザ・サントスさん(27)が、自宅近くの車庫に置いてあった愛用のバイクを取りにいこうとしていたところを2人組の強盗に狙われ、2発の銃弾を浴びて死亡した。サントスさんは、バイクに乗って現在の恋人を職場に送り、その後に帰宅して車に乗り換え、元妻と彼女とのあいだにできた2人の子供の学校の送り迎えをするのを習慣にしていた。バイクはまだ買ったばかりの新品だったという。
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 8月29日、サンパウロ州リベイロン・プレット市のサンセバスチャン聖堂で、雨乞いを目的としたミサが行なわれた。約150人の信者が集まって行なわれたこのミサでは、祭壇部分にはペット・ボトルが並び、入り口でローマ法王パウロ6世(1897~1978年)が書いた雨乞いの言葉のコピーが配られた。雨の到来に期待したいが。