69年目の終戦記念日を迎えた先月15日、本門佛立宗・宗務総長の木村日覚上人が集団的自衛権行使容認に反対する談話を発表したのを受け、ブラジル本門佛立宗が13日午前8時半から、リベルダーデ区東洋会館前(ACAL、Av. da Liberdade, 365)より『仏教徒平和パレード』を行う。
殺生を戒め、絶対平和主義を貫いた釈尊の教えに倣い、同宗が最高規範に掲げる「世界恒久平和」をめざす。日本からは木村宗務総長はじめ45人の教務、当地からはコレイア教伯教区長ら30人および全伯代表信徒700人が参集し、パライゾ駅まで行進する。
また、同日午前11時からは日教寺(Rua Ibaragui Nissui, 166, Jardim Vila Mariana)で『第4回春祭り』も開かれる。入場無料。生け花や二天古武道など日本文化講座、マツリダンス、和太鼓など余興や食、手芸品などのバラッカ出店でにぎわう。午後7時からは同宗務総長による講演会『健康に長生きするには』も行なわれる。
吉川卓志広報部長は「今日本で注目を集めているブラジルにおいて、この時期に平和について考えることは大変意義があること」と参加を呼びかけた。
なお、来伯した一行は翌14日に〃佛立植民地〃となるサンパウロ州タピライ市で行なわれる地鎮式にも出席する。
問い合わせは同寺(11・5572・7273)まで。