5日に発表された基礎教育開発指数(Idep)がサンパウロ州では最低レベルの数字だったサンパウロ市北部ブラジランジアのクリスピン・デ・オリヴェイラ州立校の実情について、9日付アゴラ紙が報じている。それによると、先生の不足から、違う学年の生徒と同じ部屋で授業を受けることも珍しくない。担任の先生が突然不在となり、後任がきまらないまま、先生が日替わりになることも多いなどの理由で、9歳になっても読み書きができない生徒もいる。また、同校はファヴェーラに近く、学校内外での喧嘩や窃盗、麻薬使用も見受けられるという。次期サンパウロ州知事の課題はここにもある。
◎
7日、親善試合のために米国の滞在中のサッカーのセレソンから、マイコンが「午前様」を理由にチームから外すと言い渡された。ただ、この理由を明らかにするのに時間がかかっているあいだに、ネットでは「マイコンがチームメイトのエリアスと同性愛行為を行なったからだ」という噂が駆け巡り、エリアスが「事実無根だ」と憤慨して訴訟をも辞さないという事態が起こった。今話題の観客の人種差別ヤジもそうだが、ファンのマナー教育が必要だ。
◎
グローボ局深夜の顔、ジョー・スアレスが約1カ月ぶりに看板番組「プログラマ・ド・ジョー」の収録を行なった。肺炎で入院中だったあいだには死亡説なども流れていたが、ジョーはそれを皮肉り、「それがどんなものか知るために、死んでみるのもいいかも」「静かで渋滞にも巻き込まれないし、入院もいいものだ」とブラック・ジョークを連発した。