「ジョルナル・ナシオナル」=パトリシアさん早期降板=グローボ局〝ニュースの花〟に何が?
ブラジル最大のテレビ局、TVグローボは15日、同局のニュース番組の看板である夜8時台の「ジョルナル・ナシオナル」でキャスターをつとめるパトリシア・ポエタさん(37)の11月3日限りでの降板を発表した。
パトリシアさんは2011年12月に、それまで担当していた日曜の報道番組「ファンタスチコ」から異動する形で「ジョルナル・ナシオナル」を引き継いだ。この異動は、「ジョルナル」の前任者だったファッチマ・ベルナルデスさんが夫のウィリアム・ボネールさんと夫婦で13年間一緒にキャスターをつとめていた番組だけに、注目度が高かった。
パトリシアさんはかねてから「グローボきっての美人」として知られ、局勤務のアナウンサーながらファッション誌の表紙やモデルをつとめることも多かった。ブラジル・テレビ界の有名人のひとりだったことから、「ジョルナル」での長年の活躍も期待された。
だが、パトリシアさんの加入後に同番組の視聴率の下降がたびたび指摘された。また、パトリシアさんのニュースの読み間違いにボネールさんが放送中に不快な表情を浮かべたり、W杯の中継レポートの際に名物サッカー・アナウンサーのガルヴォン・ブエノさんの横で、パトリシアさんが憮然とした表情を浮かべた姿が映されたことで「何かあったのか」と視聴者が不審がったりするようなことも起きていた。
ニュース・サイトのUOLが行なった「ブラジル一の女性キャスター」の投票でも、パトリシアさんは最大局の看板番組の担当にして4位に甘んじ、1位になったSBT局の裏番組のキャスター、ラケル・シェヘラザーデさんに大きく水を開けられていた。
パトリシアさんの後任には、現在「ファンタスチコ」やグローボの深夜のニュース担当のレナタ・ヴァスコンセロスさん(42)が就任する。レナタさんは、11年間朝のニュース番組「ボン・ジア・ブラジル」を担当し、ニュースキャスターとして定評があり、先述のUOLの投票では3位に選ばれている。
パトリシアさんの今後だが、かねてから希望していたという、グローボ局のエンターテイメント部門の番組の司会を務める予定だ。