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サンパウロ市北部=自転車レーンで衝突事故=59歳の軍警が軽傷負う

 サンパウロ市北部のブラス・レメ大通りの自転車専用レーンを走行中だった軍警官(59)が14日午前10時頃、専用レーンに進入してきた車と衝突した。
 衝撃で車のフロントガラスは割れ、両腕、両脚に軽い擦り傷を負った被害者は、サンタ・エレナ病院に運ばれ、15日まで経過を見守った。
 加害者の運転手は72歳の女性の年金生活者で、サンパウロ州保安局によると、「加害者は運転中に携帯電話で話していた」との証言があるが、本人は否定した。「携帯電話をとったのは事故の後で兄弟に連絡するためだった」としている。「車の車輪が車道とレーンを分けるブロックにぶつかり、車のコントロールを失い、分離帯に乗り上げ、結果的にレーンに入ってしまった」と釈明している。
 今週、サンパウロ市はレーンへの車やバイクの進入を監視するため、同大通りを含む43箇所にレーダーを取り付ける。
 13日にフェルナンド・ハダジ市長(労働者党)は6本のレーンを開通させた。これで、今年6月以降新しく設置されたレーンは70・6キロとなった。(15日付フォーリャ紙、アゴーラ紙より)