ホーム | 日系社会ニュース | ■ひとマチ点描■日仏伯の味をご提供!=和久田ヴィヴィアン比登美さん(26、四世)

■ひとマチ点描■日仏伯の味をご提供!=和久田ヴィヴィアン比登美さん(26、四世)

 サンパウロ市パウリスタ大通り沿いに4月にオープンした洋菓子店『Sweet Deli』で、パティシエとして腕を振るう。専門はフランス菓子だが、ショーケースにはシュークリーム、抹茶ケーキなど日本の定番スイーツの姿も。
 SENACの料理コースを卒業後、2008年に訪日し、福井県福井市の洋菓子店で7カ月間の研修を受けた。帰国後はフランス系菓子店、リベルダーデの「エスパッソ和」などを経て、Deliのパティシエに。
 「大好き」という抹茶商品も日々のメニューに欠かせない。「中には『何、この苦い味!』と顔をしかめる人もいるけど、『砂糖が控えめでデリケートな味。見た目もきれい』と何度も通うお客が増えている」という。
 仕入れた材料はその日のうちに使い切り、売り切るよう心がける。今は店の商品作りを一手に引き受けるが、「人を増やしてもっと色々なお菓子を販売したい」と夢を膨らませた。
 スイーツは一個4~10レアル。店の詳細は次の通り▼営業時間=月~金の午前8時半~午後7時半▼電話=11・3287・9760▼住所=Av. Paulista, 2001, loja4(阿)