ホーム | コラム | 東西南北 | 東西南北

東西南北

 サッカーのセレソンのドゥンガ監督は17日、10月11日の対アルゼンチン、14日の日本戦の召集メンバーを発表した。先日の米国遠征に手ごたえを感じてか、今回はサイドバック2人が代わったのみだったが、国民の多くから不満の声があがっている。それは今回の親善試合とほぼ同じ時期にブラジル杯が行なわれ、国内から召集された選手の所属チームのほとんどに試合があるためで、クルゼイロなどは召集しないことを事前に求めていた。その一方でブラジル杯敗退済のサンパウロはこの機会にガンソやパトの召集を求めていたが実現せず。チームとファンの苦情で今後の入れ替えが起きるか。
     ◎
 15日夜、サンパウロ市西部リオ・ペケーノで女性企業家のヴァネッサ・ロドルフォ・ガルシア・バローニさん(39)が、3人の子供の目の前で強盗に射殺された。ヴァネッサさんは子供たちと知人宅を訪れた後に車で帰ろうとした際、強盗に襲われ、抵抗した子供たちを引き離そうとして胸部を撃たれた。長男(17)も腕を撃たれた。この日、一家は14歳の息子の誕生祝を外で行ない、その後、子供たちの友人の少女の家に寄り、ヴァネッサさんの夫だけ先に家に帰宅していた。
     ◎
 16日にイボッピの大統領選のアンケート結果が発表され、ジウマ大統領が36%から33%、マリーナ・シウヴァ氏が31%から30%に落ちた一方、アエシオ・ネーヴェス氏が15%から19%に支持率を巻き返した。ペトロブラスの贈収賄疑惑にPSDBが絡まなかった恩恵を受けたか。選挙まで2週間半で再び三つ巴の様相も。