22日午後11時29分をもって、ブラジルは春に突入した。ということは、これから通常なら雨季に入ることも意味し、サンパウロ州民にとっては神頼みで雨を期待したいところだ。だが、現状ではなかなか厳しいものがある。カンタレイラ水系の水位は22日発表の時点で5月15日に未開の水域を解放する直前の8・2%を下回る8・0%に落ちた。さらに、9月の降水量は、22日現在、同水系での同月の平均降水量の91・9ミリの半分以下の40・1ミリ。予報では「中旬以降は雨が降りやすい」となっていて、先週も毎日のように雨の降る予報が出ていたにもかかわらず、降っても霧雨程度だった。どこかで流れは変わるか。
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21日のサッカー全国選手権、クラシコ(伝統カード)のイタケロンでのコリンチャンス対サンパウロは3対2でコリンチャンスが勝利した。だが、コリンチャンスの得点のうち2点のきっかけとなったペナルティ・キックが選手、ファン共に審判の誤診を疑うものとなり、遺恨が残った。また一方、ゴイアニアでの対ゴイアス戦で、パルメイラスが同選手権では33年ぶりとなる6失点を喫し、0―6の記録的惨敗を果たし、順位も最下位に転落。降格の危機が迫っている。
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ポーランドで開催されていた、4年に1度のバレーの世界選手権で、4連覇を狙っていたブラジル男子代表は開催国のポーランドにセット・カウント1―3で敗退し、4連覇を逃した。だが、今大会では期待の新星、22歳のルカレッリの台頭などの収穫もあった。2年後のリオ五輪までのさらなる成長を願いたい。
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