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沖縄、支部カラオケ大会=過去最高の320人参加

会場は終日、人であふれた

会場は終日、人であふれた

 ブラジル沖縄県人会(田場ジョルジ会長)主催の『第27回支部対抗歌謡カラオケ大会』が21日、沖縄県人会本部で開かれた。20支部から320人が参加し、朝7時半から夜遅くまでにぎわった。
 カテゴリーは34に分かれ、ちびっ子たちから年配者まで老若男女が自慢の喉を披露し、会場からも惜しみない拍手が送られた。
 旗を振って応援していたパトリアルカ支部の島袋吉春さん(66、二世)は「毎年楽しみにしている。仲間うちで楽しむだけだと上達しないが、こういう機会だとみんな練習して頑張る」と笑顔を見せた。
「瀬戸の花嫁を歌った」と照れくさそうに笑うのは、南麻州カンポグンデ支部の志良堂ニウトン会長(58、三世)。「今回もバスを仕立てて43人で来た。サンパウロでの買い物も楽しみの人も多い」と話した。
 実行委員長の西原正三さん(77、二世)は会場を見回し、「みんな元気に楽しんでくれている。今回は過去最高の参加者を迎え嬉しい限り。今後も続けていければ」と喜んでいた。