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オズニ市長(左)と池田総領事
オズニ市長(左)と池田総領事

草の根=SC州に10万ドル援助=ラーモス記念式典で調印

 在クリチーバ日本国総領事館(池田敏雄総領事)が6日、サンタ・カタリーナ州フレイ・ロジェリオ市の「イルマ・フロレンチーナ教育センター改修拡大計画」に対し、草の根・人間の安全保障無償資金協力で9万9506ドルの贈与契約を締結した。
 同市のラーモス移住地開設50周年式典に合わせて行なわれた署名式には、池田総領事、オズニ・バチスタ・アルベルトン市長、ラーモス日伯文化体育協会の本多泉美会長、オノフレ・サント・アゴスチーニ連邦下議ら約600人が出席した。
 市が1945年に設立した同センターは、180世帯が居住するトリチコラ地区唯一の教育施設。2010年からは、生後6カ月~6歳の乳幼児も受け入れるようになり、現在106人の生徒に教育サービスを提供している。生徒増加や既存施設の老朽化で改修工事が必要だったが、予算を確保することが難しい状況だった。