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 アマゾン移民85周年式典前は「べレンの会」の凛とした美しい音色が会場を魅了し、パラー州連邦大学のジャズバンドの両国国歌演奏で幕開けした。舞台中央で艶やかな着物姿で演奏していた山田裕子さん(50、和歌山)は、同会で2012年から今年6月まで琴を教えたJICAシニアボランティアだ。任期中は同会だけでなくマカパーやサンタレンなど他のアマゾン地域も回った。式典に向け、同会メンバーから航空券をプレゼントされる形でべレンを再訪したとか。同地日系人から愛された証拠だろう。
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 19日間の短期滞在を終えた愛媛の研修生。3人の内2人は社会人だったが、理解ある勤務先に恵まれ、有給を消化して参加できたよう。帰国後はレポート作成に報告会と、日系社会の広報活動が待っている。大農場の経営者との交流で感嘆の声を挙げたが、彼らは一握りの成功者。もっと広く実情を見聞してもらうためにも、一般日系家庭へのホームステイも検討してみては?
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 日本館創設60周年を記念して、同館で毎週末行われてきた伝統音楽コンサートも今週で最後。26日は午後3時から、27日は午前11時から正派グループが「琴・三味線・尺八コンサート」を行う。入場料は7レアルで、学生(要学生証)と5~11歳は半額。毎回聴きに行っているというイビラプエラ公園管理局長のエラウド・キアロさんは「自分はイタリア系だけど魂に響くものがあるね」と伝統音楽を賞賛。他の公園内施設でも演奏会を開催するか検討中だという。