ホーム | ブラジル国内ニュース(アーカイブ) | サンパウロ市南部=真夜中の航空機輸送計画=到着直前にトラブル発生

サンパウロ市南部=真夜中の航空機輸送計画=到着直前にトラブル発生

 サンパウロ市南部の道路で25日朝、前日から明け方にかけて行われていた航空機の輸送の完了が遅れ、車の通行の妨げになったと26日付各伯字紙が報じた。
 サンパウロ市の交通技術公社(CET)によれば、この航空機は全長20メートルのトレーラーに乗せられ、前日夜11時から輸送が始まったが、予定していた午前5時までに終わらなかった。
 トレーラーはこの航空機を、市北部のカンポ・デ・マルテから、市南部サントアマーロのトランザメリカ・エキスポセンターで開かれる「サンパウロボートショウ2014」の会場まで運ぶ予定だった。交通への影響を最小限にとどめるため、夜間の輸送が計画されたが、結果としては、この遅れのせいでドトール・マリオ・ヴィラス・ボアス・ロドリゲス大通りと周辺道路が、26日午前6時半まで渋滞した。
 航空機は輸送中、狭い空間を通過するためにたびたびクレーンで持ち上げられた。運送会社AGSによると輸送はすべて計画通りに行なわれていたが、目的地到着直前の午前5時近くになって、エキスポセンターの橋の2本の柱の間に挟まって動けなくなったという。
 航空機は総重量1400キロ、幅12メートル、全長10メートルのP68Rモデル。25日から30日まで開催される「サンパウロボートショウ」で、高級車とともに特別展示スペースにて展示される。