サンパウロ州サンジョゼ・ドス・カンポス市議会議長を務める日系二世アメリア・ナオミさん(54、PT)が、今回の連邦議員選に初出馬する。市議就任して7期目。「今、市を代表する連邦議員が一人もいない。政府の補助金を市にもたらす議員が必要だ」との考えで、出馬を決めた。
サンパウロ州アパレシーダ・ドエステ市出身。父キイチロウ・オクムラさんは商売を営んでおり、母アンジェラ・カワサキさんは市内にある4日本人会の一つ、サテリテ日本人会の副会長を務める。夫は元連邦議員のカルロス・ジョゼ・アウメイダさん(PT)で同市の現市長。
「当選したら、住居問題や家族経営の農家の保護はもちろん、国の経済・社会的発展に尽くしたい」と話し、日系社会の協力を呼びかけた。